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2023年09月12日

ペット飼料として人気のソフトプレスについて!詳しくご紹介!

ソフトプレス-01

ペットブームで犬や猫も人気ですが、最近話題になっているペットがウサギです。実際に飼っている方も多く、これから飼いたいと思っている方は多くいらっしゃいます。ウサギは散歩もいらず、鳴き声もほとんどなく室内で飼うのに向いているといえるでしょう。問題は、ウサギのエサです。ウサギにチモシーといわれる牧草は欠かせません。チモシーは、状態によりシングルプレス・ダブルプレス・ソフトプレスがあります。今回は、ソフトプレスについてご紹介します。

ソフトプレスとは

ウサギなど草食のペットには、牧草のなかで基本となるイネ科のチモシーがおすすめです。繊維質が豊富でウサギの健康にも役立つエサです。また、チモシーをたくさん咀しゃくすることで、ウサギの腸の運動が促進され、歯が伸びすぎるのも防止する効果もあります。

チモシーはシングル・ダブル・ソフトがある

ウサギのエサとなるチモシーには、収穫後の処理方法でシングルプレス・ダブルプレス・ソフトプレスの3種類があります。

ウサギ用の牧草は、収穫後に乾燥させ、運搬や輸送のために袋詰めにする段階で圧縮をかけます。このときの圧縮のかけ方で、シングルプレス、ダブルプレス、ソフトプレスの3タイプに分類可能です。

シングルプレス

シングルプレスは、圧縮率の低い加工で、チモシーなど牧草の茎や穂が潰れず自然の姿に近い状態のままです。シングルプレスは、圧縮率が一番低く、続いてダブルプレス、ソフトプレスの順です。

ダブルプレス

シングルプレス以上に高圧縮をかけた状態の牧草が、ダブルプレスです。圧縮し輸送コストを下げることが可能です。プレスの圧力が高いため、葉や茎も潰れる傾向もありますが、どちらかといえば柔らかい牧草が好きなウサギにおすすめでしょう。

ソフトプレス

ソフトプレスは、シングルプレスとダブルプレスの中間くらいの圧縮をかけています。ソフトプレスは、圧縮が低く自然なままの状態に近いシングルプレスと、圧力をしっかりとかけ、穂や茎を柔らかくするダブルプレスの中間くらいのプレス方法です。適度な柔らかさが残ります。

ソフトプレスは、ウサギやモルモットなど、小動物の主食として与えられ、敷き草としても利用できます。保管は直射日光や湿気を避け、密閉容器に移して保管する方法がおすすめです。

 

ソフトプレスに使うチモシーとは?

ソフトプレスに使用されるのは、アメリカ産プレミアムチモシーが主力です。チモシーは、1番刈りと2番刈があります。それぞれの特徴についてご紹介します。

チモシー1番刈り

チモシーは、牧草地で種から栽培され、ある程度まで成育したところで、茎を残して刈り取ります。最初の刈り取り時期は、春から初夏にかけてで、これが1番刈りと言われるその年の最初に収穫される牧草です。そのため、土壌に含まれた栄養分や水分を多く吸収して立派に育ちます。栄養価が最も高く、繊維質も多くなります。

チモシー2番刈り

1番刈りを収穫したあと残った茎が、夏から秋にかけてふたたび伸びて成長します。そのようにして成長したチモシーを収穫するのが2番刈りです。さらに、2番刈りを刈ったあと、成長したチモシーを刈り取ったものが3番刈りです。通常、収穫のタイミングが後になるほど、草や葉が細く、柔らかくなる傾向があります。

一般的には、チモシー1番刈りのソフトプレスがウサギなどのペット用のエサとして人気が高くなります。

 

ソフトプレスを好むウサギの魅力

最近ペットとして人気のうさぎは、草食動物です。ソフトプレスを好んで食べます。ウサギは、野生の状態では、肉食動物から獲物として狙われます。ウサギは天敵からすぐに逃げられるように、耳が長くなり、聴覚が発達し、足が発達して素早く走れるように進化しました。

さらに、ウサギの特徴は、すべての歯が伸び続けるのです。なにもしなければ、1年に約12cm伸びます。ただし、野生のウサギは繊維分の多い木の皮や草を主食にしているので、歯は自然に摩耗して伸びすぎることはありません。

ペットのうさぎはアナウサギ

現在、日本でペットとして飼われるウサギのルーツは、ヨーロッパアナウサギで、同品種を改良したものがペットとして飼われています。イエウサギとも呼ばれるアナウサギは、土の中に巣穴(すあな・そうけつ)を掘る習性があり、前足で土を掘るような仕草が見られることもあります。

ウサギの寿命は種類によって違いますが、5年から10年くらいといわれ、ウサギを飼う方は最後まで責任を持って飼育することが義務です。

ウサギ飼育の注意点

ウサギは犬のように吠えたりしません、ウサギも鳴きますが、大きく鳴くことはありません。また、うさぎは、少し時間はかかりますが、トイレトレーニングでトイレも覚えます。一般的にウサギは、大人しい性格で、人に懐くことが多く、ペットに向いている動物といえます。

ウサギを室内で飼うときは、ゲージに入れて飼育しましょう。放し飼いは自由に走り回れますが、骨が強くないウサギは、床のフローリングで足を痛めることがあり、動けなくなり病気になることもあります。

一方で、ウサギには適度な運動も必要になるため、床に柔らかい素材の敷物などを敷いて囲い、ウサギが運動できるスペースを作りこともおすすめです。

ウサギの事故に注意

ウサギは歯が伸びます。何でもかじる習性があるため、放し飼いにしていると家具や柱から電源コードまでかじってしまう恐れがあり、感電などの危険があります。事故が起こらないよう、注意が必要です。

 

まとめ

最近ペットとして人気になっているのが、ウサギです。そのウサギのエサとして、ソフトプレスされた牧草は最適といえます。固すぎず、柔らかすぎず、ウサギが食べやすいエサなのです。ペットとして可愛いウサギが喜ぶソフトプレスを与えましょう。

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